奈良診療報酬詐欺 山本被告と医師逮捕、患者出血死の疑い(毎日新聞)

 奈良県警は6日、同県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」の理事長で医師の山本文夫被告(52)=詐欺罪で有罪判決を受け控訴、保釈中=と、医師の塚本泰彦容疑者(54)を業務上過失致死容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、2人は共謀し、06年6月、十分な経験や技術がなく、人的態勢も確保しないまま、男性患者(当時51歳)の肝臓手術を実施。その際に肝静脈を損傷して大量出血させ、適切な止血をせず死亡させたとしている。これまでの任意の聴取に対し、山本容疑者は容疑を否認、塚本容疑者は認めているという。

 山本容疑者は生活保護受給者に心臓カテーテル手術をしたように装い診療報酬約835万円を詐取したとして、懲役2年6月の実刑判決を受けていた。【上野宏人、大森治幸】

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<爆窃団事件>香港から捜査員、銀座の貴金属店を視察(毎日新聞)

 東京・銀座の貴金属店「天賞堂銀座本店」から約2億5000万円相当の高級腕時計が盗まれた事件で、被害品の腕時計を所持していたとして爆窃団グループを盗品処分容疑で逮捕した香港警察の捜査員3人が7日来日し、8日に事件現場を確認した。日本と香港の刑事共助協定に基づく来日で、捜査員は10日まで滞在し09年6月に約60点の腕時計(約4000万円相当)が盗まれた神戸市のデパート「大丸神戸店」も訪れる予定。

 警視庁や兵庫県警によると逮捕・起訴した男女5人が所持していた腕時計の中に、銀座と神戸の両事件の被害品と同じ製造番号のものがあったことが判明。銀座事件の被害品193点のうち162点は、グループが日本から香港に送った小包から発見された。【古関俊樹、山本太一】

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海自掃海隊群、伊予沖で大規模機雷戦訓練(産経新聞)

 海域に敷設した機雷を除去し、船舶航行の安全を確保する海上自衛隊掃海隊群(群司令、松本幸一郎海将補)の機雷戦訓練が1日、愛媛県伊予市の郡中港沖約6キロで行われ、模擬機雷を使用した訓練の様子が公開された。

 機雷戦部隊の練度の維持と向上を目的に、全国の部隊から掃海艇などの機雷艦艇22隻、隊員約1200人が参加。昭和44年以来約40年ぶりの同海域での大規模訓練となった。

 訓練では、浮流する機雷にヘリコプターから降下したダイバーが炸(さく)薬を取り付けて爆破させたり、掃海艦「はちじょう」に搭載した遠隔操縦式の機雷処分具を水中に潜らせて爆破処分する手順の一部などが公開された。

 海自は毎年6月ごろに東京都の硫黄島で実際の機雷を使用した訓練を実施するほか、郡中港沖では毎年秋に艦艇約10隻が参加した掃海訓練を行っている。訓練は9日まで続けられる。

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五輪招致活動報告書が判明 知事、61委員と交渉 深い関係築けず(産経新聞)

 2016年夏季五輪招致で、昨年10月のIOC(国際オリンピック委員会)総会でリオデジャネイロに敗れた東京都の招致活動報告書の概要が1日、判明した。招致失敗の原因に言及する一方、石原慎太郎知事が招致期間中に個別に面会して支持を訴えたIOC委員が計61人(全世界で107人)に上ったことなど、短期間で広範囲な活動を展開したことなどが盛り込まれている。

 報告書概要は、2日に開かれる東京五輪招致委員会の理事会で示される。報告書は約500ページ。招致活動が詳細に記されており、都が招致期間中に国際スポーツ会議に計20回(16カ国)、国際競技大会に計20回(13カ国)など、すべての主要国のスポーツイベントに参加していたことなどを明記している。

 一方、報告書は敗因についても言及。世界の国際スポーツ団体(計33団体)の中で、日本人の会長が1人もいないことや、国際的な影響力が他国に劣っていたこと、投票権を持つIOC委員と深い関係を築くことができていなかった点などを厳しく指摘した。

 将来的な五輪招致をにらんだ今後の対策としては、積極的にあらゆる国際スポーツ大会を招致し、各国の有力者やIOC委員を招くことなどを挙げている。また、招致関係者によると、招致経費の最終的な決算については、2日の理事会での報告を見送る方針。景気低迷の影響で寄付金が予定より7億円程度不足した分を補う大手代理店との“値引き交渉”が終了していないためで、今月下旬に始まる都議会定例会まで調整を続けるとしている。

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まゆのひな人形、制作ピーク=長野県須坂市〔地域〕(時事通信)

 明治時代に製糸業の町として発展した長野県須坂市で、まゆを使ったひな人形づくりがピークを迎えている。染色したまゆを一つひとつ、丁寧に張り合わせて作った手乗りサイズの人形だ。市内の美術館や博物館などで販売する予定。
 ひな人形を制作しているのは「信州須坂まゆアートの会」の会員15人。2003年から、えとの人形づくりを始め、ひな人形は5年ほど前から作っているという。よりかわいらしい人形にしようと、これまで試行錯誤を繰り返してきた。男びなと女びなのほかに、三人官女や五人ばやしの人形もあり、1体500円で販売する。
 男びなと女びなの着物はそれぞれ3種類で、好みの色を選ぶことができる。着物は3色のまゆをずらして張り合わせ、色目を表現した。扇子などの小物もまゆや生糸で作るこだわりようだ。
 会員の丸山ヒロさん(71)は「最後に顔を描き入れ、仕上がっていくのがうれしい」と話す。「この頃は、手作りを見抜く時代。まゆ人形は手が掛かるけれど、そこがいいのかな」と人気の理由を考える。最近の悩みは、再来年のえと「辰」のまゆ人形をどうやって作るかだ。 

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6新人が届け出=長崎知事選(時事通信)

 任期満了に伴う長崎県知事選は4日告示され、元農林水産省室長の橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦=、元共産党県委員長の深町孝郎氏(67)=共産推薦=、前副知事の中村法道氏(59)、前県議の押渕礼子氏(71)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、元会社員の松下満幸氏(62)の無所属新人6氏が立候補を届け出た。投開票は21日。 

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小沢氏の進退「本人が判断すること」…首相(読売新聞)

 鳩山首相は1日、小沢一郎・民主党幹事長が定例記者会見で、自身の資金管理団体の政治資金規正法違反事件を巡って刑事責任を問われた場合の進退に言及したことについて、「前提の中で話をされたこと。それはご本人が判断されることだと思う」と述べた。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。

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首相動静(1月27日)(時事通信)

 午前7時12分、公邸発。「普天間の移設先で徳之島が候補地で出ているという報道があるが」に「ゼロベースでやってるわけだから、どこが入って、どこが入っていないとかいう議論ではない」。同14分、官邸着。同16分、執務室へ。同21分、松井孝治官房副長官が入った。同34分、松野頼久官房副長官が加わった。(了)

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「白っぽい上着の男に注目してください」再現される被告の行動 (産経新聞)

【秋葉原17人殺傷 第2回】(2)

 《検察側の証拠調べは、亡くなった中村勝彦さん=当時(74)=や川口隆裕さん=当時(19)=ら3人が、加藤智大(ともひろ)被告(27)のトラックにはねられた状況に触れていく。検察側は、法廷に設置された大型モニターに証拠品を映し出しながら、ゆっくりとした口調で説明してきたが、途中から、証拠となる画像に被害者が写っているためか、大型モニターの電源を切った。傍聴席には、画像が示されないまま検察官の説明が続く》

 検察官「トラックが(事件現場の交差点)中央に移動しました。トラックの後方に川口さんが倒れている姿が確認できます。直後の画像では、交差点内に川口さん、横断歩道上にAさん、Fさん、Gさんが倒れている姿が確認できます」

 《Fさん、Gさんはトラックにひかれたのではなく、加藤被告に切りつけられた被害者だ。画像が別の防犯カメラで撮影されたものに移ったようだ。撮影されたのは、平成20年6月8日午後0時33分30秒だ》

 検察官「中央やや上の丸印にトラックが止まっています」

 《傍聴席からは見えないが、裁判官席などの小型モニターでは、そのときの防犯カメラの画像が拡大されているようだ》

 検察官「1と書かれた矢印の先に、白っぽい上着の男が見えます。Vの矢印の先に写っているのがDさんです」

 《Dさんは、トラックから降りた加藤被告にダガーナイフで背後から刺された被害者だ。画像が秒単位で切り替えられているようだ。弁護人席前に座っている加藤被告には、モニターの映像は見えていないようだが、検察側が続ける説明を微動だにせず聞き入っている》

 検察官「白っぽい上着の男やDさん、同伴者の女性が写っています。直後の画像では、同伴者の女性がDさんを抱えている様子が確認できます」

 《画像はDさんが女性に支えられて歩いている姿に変わったようだ。しかし、大型モニターは消えているため、傍聴席からは見えない。さらにその後の画像に移っていく》

 検察官「Dさんが女性に支えられて、外神田3丁目交差点に歩いている姿が確認できます」

 《検察側の冒頭陳述などでは、Dさんは、トラックから降りた加藤被告にダガーナイフで背後から刺され、全治半年の重傷を負ったという。刺された直後、息苦しさのあまり歩道上に座り込んだDさん。突然の惨劇がDさんやこの女性に与えた影響はいかほどだっただろうか。次は、はねられた被害者の救護に駆けつけ、刺されたという○○さん(法廷では実名)が路面に倒れるなどした状況の説明に入る》

 検察官「画像は(平成20年6月8日の)午後0時33分43秒です。中村さん、△△さん(法廷では実名)、○○さん、Gさんの姿が確認できます。あとでビデオを再生するときに、このところを注目してください」

 《大型モニターは引き続き消されたままだ。傍聴席から防犯カメラの画像は確認できないが、次々に切り替わっているようだ》

 検察官「男が交差点中央に向かいます。男が○○さんのすぐ近くにまで接近しているのが分かります」

 《画面には、加藤被告が、さらにGさん、Hさんに次々と接近する姿が映しだされているようだ。△△さんや○○さんが倒れている姿も映し出されているようだ。さらに続く画像には、亡くなった松井満さん=当時(33)=も映し出されているようだ》

 検察官「目撃者が撮影したデジタル写真では、松井さんがカラーコーンを抱えて座っています。時間は午後0時34分19秒。防犯カメラの映像でも、しゃがんでいる人がいますが、松井さんと確認しました」

 《続いて、甲127号証、ソフマップ秋葉原本館の防犯カメラの解析を行った捜査報告書について、検察官が説明する。時間が進むに連れ、加藤被告の背中が徐々に丸まってきた》

 検察官「防犯カメラで写した映像を写真95枚にし、午後0時33分00秒から0時33分59秒までを64枚の写真で順次、映していきます」

 《画像が、1枚3秒間隔でスライドショーのように映し出されているようだ。3人の裁判官は、それぞれの目の前に設置された小型のモニターを食い入るように見ている。村山浩昭裁判長はあごに手を当てて、考え込むように目線をモニターに送る》

 検察官「午後0時33分43秒。左に白っぽい上着の男が映ります。このあと33分59秒まで3秒間隔で映していきますので、白っぽい上着の男に注目してください」

 《白っぽい上着の男とは、加藤被告のことのようだ。検察官はここまで防犯カメラの画像を写真形式で説明してきたが、ここからはビデオテープを流しながら、説明するという。映像には被害者の様子が含まれているため、大型モニターは依然として消されたまま。傍聴席では、裁判の進捗(しんちょく)状況がよく分からないためか、厳しい表情になる人が目立ち始めた。説明を続ける男性検察官は、緑色の封筒からビデオテープを取り出し、デッキに入れた》

 =(3)に続く

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